データ集約のためReadyNAS 526xを導入しました

PCを何台か持っているとデータが分散化してしまって、データを探すのも面倒になってしまうので一か所に集めてしまって管理できないかと思いNASを導入することにしました。
NASを買うのは2台目でQNAP TS-220を使っていて便利なのは知っていたので、次は性能のいい10GbE対応のもので検討しました。

10GbEとなると選択肢が悩ましいのですが 、4つほど考えました。
1.自作する
2.NETGEAR ReadyNAS 526X 6ベイ
3.Synology DiskStation DS1817 8ベイ
4.QNAP TS-431X2 4ベイ
自作もしてみたかったのですが、コストと管理が面倒なのとなにより期待した性能がでない不安もあり今回は既製品のReadyNAS 526xにしました。自作はまた余裕のある時にチャレンジしたい。

構成としては、アクセス元PCに10GbpsのLANカードASUS XG-C100Cを取り付け。
526xとPCはLANケーブル(カテゴリ6A)で直結しました。
また、HDDは6TBを4台、RAID5の構成としました(RAID実行容量16.3TB)。

1.HDD構成(すき間があった方がHDDが冷えると思い1段飛ばしにしてます)
2.HDD温度とシステム温度(アイドル時)

セットアップができたので、ベンチマークテストしてみました。
まずデータサイズが8GBの場合がこちらです。

3.ReadyNAS 526xテスト結果(データサイズ8GB

シーケンシャルアクセスが読み込み書き込みともSSD並みの速度となり驚きました、RAIDのおかげでしょう。ランダムアクセスはぱっとしません。
1Gbpsだと125MB/sで転送速度が頭打ちになるので10Gbpsの効果も出ています。

データサイズを1GBにしてテストしてみました。

4.ReadyNAS 526xテスト結果(データサイズ1GB

8GBの時と比べると良い結果となりましたが、実際の使用感としてはここまで速度は出ていないように思われます。
エクスプローラー上で巨大なファイルをコピーしてみましたが、だいたい400MB/s前後で推移しています。

・音について
使用中のファンの音はそばに近寄ると鳴っているかなと気付くレベルです、PCから離せば気にならないと思います。エアコンの音の方が大きいくらいです。

・消費電力
また、この構成の消費電力をワットチェッカーで見てみましたが
1.HDDスピンダウン時 28W
2.アイドル時 52W
3.ベンチマークテスト時 71W
でした。スピンダウンすればそんなには電力は食いませんね。

・まとめ
ReadyNAS 526xを導入してみて、データを集中化することができたのでとても満足しています。
526xは10GbEが2つあるので10GbEのスイッチングハブが安くなるまでPCとNASを直結、そのほかは1GbEのハブにつないで対処するというのが出来るのが良いと思います。まだまだハブが高すぎる。
ただ、データを集中化することにより壊れると全部を失うので、次はバックアップ構成について書きたいと思っています。

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